ルーレットの旅〜熊本県編〜⑤
うなぎですϵ( 'Θ' )϶
チェックアウト後、「天草市崎津集落ガイダンスセンター」にレンタカーを停め、レンタサイクルを借りて「崎津集落」を訪れた。
崎津集落は、集落全体が世界遺産登録されている、潜伏キリシタンの歴史が残る場所だ。
シンボルの崎津教会の拝観は事前予約が必要だそうだが、予約なしでも拝観できた。事前予約は、お葬式など急な予定が入った際に連絡が取れるようにするためだとか。
教会内は撮影禁止なので、公式HPの写真を見てほしい。
拝観料代わりに気持ち程度の献金と、ポストカードを買わせてもらった。
私が繰り返し読んでいるお気に入り漫画「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」に潜伏キリシタンの村が出てくるが、この集落が舞台であることにようやく気づいた。
天草名物の杉ようかん。
ようかんとあるが、材料はもち米で中に餡子が入っている。防腐剤として杉を敷いているのだそうだ。甘すぎない素朴な味の餅だった。
崎津教会から南に少し移動して、「海上マリア像」が見れる展望デッキへ。
おわかりいただけただろうか。
面する羊角湾は、憧憬の念を抱かずにはいられない深い翡翠色だった。私が画家なら恍惚と高揚で筆が軽快に躍っていただろう。
天草崩れが起きた「崎津諏訪神社」。さらに階段に登って展望台から集落を眺めたかったが、時間の関係で境内でお参りのみ。
最後に「南風屋」に立ち寄っていちじく揚げパンを頂いた。
待ち時間にお店のご主人に話し相手になってもらった。著名人も来店するそうで、所狭しと飾られたサイン色紙を教えてもらった。
2時間ほど崎津集落を回った後、次の目的地を目指して北へ向かった。
旅程に余裕があればイルカウォッチングもしかたったが、しかしイルカにさほどの興味はなかった。